どうも!バイク乗ろうぜの慎也(@ShinyaGuitar)です。
2019年12月頃から約1年8ヶ月ほど履いたミシュランのスポーツツーリングタイヤのロード5。そろそろ交換時期が来たのでライフを含めて俺が感じたことを全てお話しします。
このタイヤ、めちゃくちゃおすすめです。
この記事は
- タイヤ交換時期が近い人
- ライフもグリップも両立したい人
- ロングツーリングによく行く人
そんなあなたに向けて書いています。
ロード5の良いところ3つ
1.ライフは余裕の1万km超え
約1年8ヶ月履いたロード5。コロナの影響であまり走りに行けなくなってしまったのは残念ではありますが、俺のバイクライフを支えてくれたタイヤです。
フロントはまだ残っているように見えますが、一部にスリップサインが出てしまったので交換することに。
リアはまだまだ残っていて、5000kmくらいは走りそう。それくらい残っています。ZX-14Rでの俺の乗り方はあるとは思いますが、サーキットによく行くのでフロントの方が減りが早かったです。
フロントだけ新品に交換と思ったのですが、メーカーの人いわくバランスが悪くなるから、交換するなら同時交換がいいみたいです。個人的にはリアが残ってるのはもったいないなって思うけど、バランスの悪い状態で走る方がもったいないかなとも思ったり。
ZX-14Rは約270kgの重量車で、重い荷物を乗せてキャンプツーリングも行きます。バリバリ速く走れるわけじゃないけどファンライドでサーキット走行会も楽しみます。タイヤにとってはあまりいい環境ではないのですが、それでもロングライフというのは本当に嬉しい。お財布に優しいタイヤです。
2.運転時の安心感
基本的にはライフとグリップは反比例するものだと思っていたのですが、ロングライフでグリップの安心感がすごい。タイヤの進化ってすごいな…
グリップに関しては、サーキットでタイムを出すという明確な目標がない限り必要十分…というか、ツーリングの時の安心感が本当にすごい。
日帰りツーリングで晴れの日を狙って行くならともかく、ロングツーリングの時に全てが晴れというのはあんまりないんじゃないかと思います。どこか1日は降られたり、晴れ予報でも急に雨が降ってきたり、路面がウェットだったりってのはよくある話。排水性が高いから、ドライと全く同じとは言えなくても、雨が降ってきてもほとんど気になりません。
話は逸れますが、サーキット走行会で雨が降ってきたのですが、俺はほとんど気にせずマイペースに走っていました。もちろん溝がないサイドの部分までバンクさせると滑りますけどね。
他にも路面温度が低い時のグリップの安心感。温度依存が低いから冬の走り始めもほとんど不安がありません。
ちょっと話がごちゃっとなりましたが、結局何が言いたいかというと、バイクに乗っている時のタイヤのストレスがほとんどないことです。ツーリングにおけるストレスって疲れに直結するんです。だけど、そこまで気にせずガンガン走っていける。とにかく走りを楽しむことができるんです。
それと、安心感という意味ではハンドリングが穏やかです。バンクさせていても急に切れ込むことがないので、バンク中も安定しています。個人的にはクイックなハンドリングは運転していて楽しいけど、ロングツーリングだとちょっと疲れるので、穏やかなハンドリングは楽でいいかなと。
3.膝も擦れるよ
このタイヤのカテゴリはスポーツツーリングタイヤです。ツーリングタイヤって聞くとあんまりグリップしないんじゃない?って思うのは俺だけじゃないと思います。だけどロード5は膝擦りもできるくらいのグリップがあります。サイドウォールはこれ完全にスポーツタイヤですね。
温度依存が低くてグリップあるし、ガチンコに攻めるとかじゃないファンライドであれば、むしろハイグリップタイヤじゃないほうがいいと思うんですよね。
普通サーキットってハイグリップタイヤっていうイメージがあるじゃないですか。ハイエースみたいなトランポで来て、タイヤウォーマーを使ってタイヤを暖めてとか。
でも俺みたいに自走でサーキット場に来て、ウォーマーを使わずに自分の枠が来たらそのまま走り出す。15分や20分という限られた時間の中でタイヤを暖めるのですが、ロード5だったら温度依存も少ないしすぐに楽しく走り出せます。
普段はツーリングメインで、たまにサーキットを楽しむという方にはぴったりのタイヤですよ。
ロード5の1つだけ気になるところ
これめちゃくちゃ限定的な場面なんですけど、ツインリンクもてぎみたいな高速サーキットだとちょっと辛いなって感じました。直線が長いから俺みたいなそこまで速い人じゃなくてもスピードが出るんですよ。もてぎはコースも広いのもあるし、スピードが速いままコーナーに入っていくんです。そうなるとタイヤがちょっと負けるなって思います。
グーっとブレーキをかけてコーナーに侵入する時にタイヤがちょっとグニャッとなるような。慣れていない感覚だからちょっと怖かったです。ただ、正直に言うとこれがタイヤが潰れている感覚なのかどうかは俺には分かりません。これも結局腕なんじゃないかなって思いますけどね。
走行会の時にミシュランの人に聞いてみたんですけど、プロはタイヤの使い方を熟知してて、限界を探ってコントロールすることができるそうです。ってことは俺みたいなアマチュアは、もてぎのような高速サーキットはタイヤの性能が高い方を使った方がいいってことですね。
なので、ツインリンクもてぎで走る人でがっつりアクセルを開ける人はその時くらいは別のタイヤにしたほうがいいかもしれません。
【まとめ】ロード5が向いている人向いていない人
色々とお話ししましたが、結局どんな人に向いているの?という部分ですが、ロード5が向いている人は
- ツーリングでストレスを感じたくない人
- 安定感があってどんな環境でもある程度のグリップを求める人
- キャンプや旅など荷物を積んで走る人
逆にロード5が向いていない人は
- クイックなハンドリングを求める人
- サーキットでガチンコで攻める人
です。
割と広い幅の人にヒットするタイヤだとは思うし、本当に良いタイヤだと思います。もし上記の向いている部分に合う方ぜひ次のタイヤ交換で検討してもらえると嬉しいです。乗ってて楽なタイヤですよ。
この記事があなたのタイヤ選びの参考になれば嬉しいです。それでは!
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