どうも!バイク乗ろうぜの慎也(@ShinyaGuitar)です。
2018年から関わらせていただいているエイ出版社の雑誌『BikeJIN』の3月号の表紙モデルと巻頭特集の4ページに出演させていただきました。
表紙の話ももちろんですが、巻頭特集に書ききれなかった話や、ちょっと違う角度からの話を書いてみます。ぜひお付き合いください。
バイク乗ろうぜ
今回の巻頭特集は「絶対、人生変わるからバイク乗ろうぜ!」です。バイクで人生が変わった、もしくは夢が叶った方々の話が満載の特集です。
そして俺のこのブログとYouTubeチャンネルの名前が『バイク乗ろうぜ』です。なんていうかね…めっちゃ嬉しい。
俺のチャンネルの宣伝のためにこの特集にしたわけじゃないとは思うんですけど、きっと特集の内容はきっと決まっていて、表紙に俺を使っていただいて「じゃあバイク乗ろうぜ」にしてみるか!っていう流れだと思います。たぶん。
それでも嬉しい!めっちゃ嬉しい!チャンネル名を考える時にふと浮かんだバイク乗ろうぜって単語がここまでなってくれるなんて思ってもみませんでした。良いフレーズだ。
3年連続表紙へ
初めてBikeJINに出演させていただいたのが、2018年3月号のバイク日和というバイクを楽しんでいる方を紹介するコーナー。その1年後から3月号は表紙を担当させていただいているというありがたさ。
大事にとってある俺の宝物。人生で雑誌の表紙を飾ることなんて、そうあることじゃないですから。
しかも今回はギターを持っています。昔メジャーでバンドマンとして活動していた俺としては、ギターを持ってヤングギターという雑誌の表紙を飾ることが夢でした。ハードロックに傾倒し、テクニックを追い求め、純粋なギターキッズだった時代が俺にもありました。
だけど20代の頃に組んでいたバンドも思うようにいかず、ギターを持って雑誌の表紙になる夢はいつしか忘れていたのですが、34歳になってこうやって別の形でバイク雑誌にギターを持ってバイクと一緒に写真を撮ってもらうなんて思いもしませんでした。
しかもバンドマンだった当時より、今の方が自由にギターもバイクも楽しんでいる気がします。人生って不思議なものだなーって思います。
巻頭特集の内容
俺が4ページにわたって登場させてもらっている巻頭特集ですが、俺があんまり表では話してこなかったバイクに救われた昔話をしています。誌面には文字数の関係で書ききれないのでここでもちょっと別角度で触れてみます。
昔バンドマンだった頃ってすごく貧乏で、人間関係が全然うまくいってなかったんですよ。
なんかメジャーデビューしたバンドのギタリストとして活躍って書いたらすげーカッコ良いじゃないですか。それは事実だし嘘じゃないんですけど、売れていたとは一言も言ってないんです。
はたから見たら音楽という好きなことをやっているけど思ったように売れない現実、音楽以外のやりたいことの我慢、束縛や抑圧、他には騙されたり利用されたりね。もっと言うなら売れている人や活躍している人が妬ましくて羨ましくて仕方がなかったです。なんなら旅行とか普通に行ける生活をしてる同世代の人もめっちゃくちゃうらやましかった。
そんな感じで過ごしていた20代の頃は逃げ道がバイクしかなかったんです。
まあお金がないからそんなにバイクも乗れなかったんですけどね。ガソリン代を捻出するために高速代をケチったり、当時バイトしていたコンビニの廃棄をもらって江ノ島の橋の下で寒さに震えながらパンをかじって日の出を見たりね。
キャンプもサーキット走行もやってみたいけど、お金がないから我慢してました。当時ニコニコ動画で誰かの動画を見て我慢したり、グーグルマップやツーリングマップルを見ながらツーリングルートを決めて妄想してました。
バイクを無理して買ったはいいけど車検や任意保険(ちゃんと保険には入ってたよ!)やオイルなどの維持費を払うと全然お金がなかったの。
そんなこんなでバンドが解散したのが27歳。そこから3年くらいはギタリストとして活動しながらもいろんな仕事に手を出しました。そこで身につけたのが楽器や機材の知識、論理的な喋りや文章だったり、WEBデザインというかSEOとか諸々含めたWEBの作り方だったり。まあいろんなことやって、ようやく少しだけ落ち着いたのが30代。
大型免許を取ってZX-14Rを買ってYouTubeに動画をアップしてほんの少しの自由を手に入れた…といった感じ。
良く言えば辛かった過去から現在の自由を手に入れるまでの軌跡を書かせていただいています。
悪く言えばただの貧乏で人間性が最低な男の昔話です…(遠い目)この特集の原稿を書いている時に過去を思い出してたんですけど「お前本当にダメな人間だよね…」と我ながら思いました。そんな恥ずかしくてあまり表では話してこなかった過去を書いています。
だけどこうやって誌面の特集のネタになったし、今はこうしてツーリングに行ったりキャンプやサーキット走行を楽しめるようになったから、経験した過去もそんなに悪いもんじゃなかったのかなって思ったり。
今バイクに楽しそうに乗っている人がこんな過去もあったんだって思ってもらえると嬉しいです。
姉妹誌『ライダースクラブ』でも連載
現在、姉妹誌であるライダースクラブでも連載を書かせていただいています。ライダースクラブってサーキットを走る人がターゲットで、硬派なイメージだったんですけど、俺みたいななんちゃってサーキット野郎が連載を書かせてもらうなんて思っていませんでした。
今日は何回思っていませんでしたって言ったか分かんない。
編集長が自由にやらせてくれるのでホント自由に書きまくってて、今回はクシタニのレーシングスーツについてプロでもなんでもない素人の俺目線でつらつらと書いています。ある意味参考になると思います。ていうかプロじゃない人が大半なので俺みたいな意見ってアリだと勝手に思っています。
最後に
バイクが無かったら今はどんな人生を送っているんだろうと思うと少しぞっとするけど、バイクに救われて本当に良かったって思います。こうしてWEBを使ってやりたいことをやって、雑誌の仕事ができて、ギターが弾けているのはありがたいですね。
ホント過去の自分をさらけ出すのは恥ずかしいんですけど、ぜひBikeJIN3月号を手に取って読んでみてください。ブログとはまた違った雰囲気でとっても面白いです。
動画でも話をしているのでぜひ興味があればご覧になってください。
あなたのバイクライフが素敵なものになりますように。それでは!
YouTubeにてバイクに乗りたくなる動画を配信中!ツーリングやキャンプ、サーキットにバイク用品のレビューをしています。チャンネル登録お願いします!