どうも!バイク乗ろうぜの慎也(@ShinyaGuitar)です。
ロングツーリングって楽しいですよね。行ったことある場所も、行ったことない場所もこれからどんな景色が待ち受けているのか…風を感じながら高速道路でビューン!と向かうのはとっても気持ちがいい。
その反面、高速道路での移動って正直言って退屈ですよね。同じような景色が続くし、飽きるし。なんなら眠くなってしまう…
眠気がきたら運転にも集中できないし、怖い思いをするしほんとイヤ。前に東京から福岡まで走った時に、広島辺りから続くトンネルの連続で眠気が襲ってきてめっちゃ怖かったことがありました。
集中力やダイエットの観点で得た知識と自らの実践により結果が出た、退屈な高速道路での移動で眠くなりにくくなる3つの方法をお伝えします。
この記事は
- 高速道路での移動が退屈ですぐに眠くなってしまう
- ご飯を食べるとすぐに眠くなる
そんなあなたに向けて書いています。
高速道路の移動で眠くなりにくくする3つの方法
ツーリング前日の睡眠をしっかりとる
しょっぱなから正論で申し訳ないのですが、睡眠不足が眠気の一番の敵です。
ロングスリーパーやショートスリーパーなど様々なタイプの人がいますが、基本的には多くの人はミドルスリーパー(バリアブルスリーパー)と呼ばれるタイプです。
ミドルスリーパーの人に必要な睡眠時間はおよそ8時間。昔は寝ない人が偉いなんて妄想がありましたが、今や世界は8時間睡眠がスタンダードになってきています。
意外と知られていないのですが、睡眠不足が脳に及ぼす影響は非常に強く、寝不足とアルコール摂取は脳にとって同じような状態だという研究結果もあるそうな。バイクに限らず乗り物を運転する人にとって、アルコール摂取は厳禁ですよね。それと同じように睡眠不足は運転にとって大敵。
普通はビールを飲んで仕事をする人はいないですよね。
普段7〜8時間寝てる人が、翌日のツーリングが楽しみすぎて4時間しか寝られなかった。ワクワクしながら家を出るけどお昼には眠い…そりゃそうなります。だって睡眠時間が圧倒的に足りてないんですもん。
まあ、ツーリングって朝早く出発することが多いですし、どうしても睡眠時間が減ってしまうのは分かります。
しかし、睡眠不足は集中力や判断力の低下が著しく、事故にもつながるため危険も増します。
バイクを運転していて眠気を感じるという方は、真っ先に前日の睡眠時間を見直すことをオススメします。どれだけ対策しても、寝不足が原因による眠気の対処は難しいです。眠くならない魔法はないですからね。
まとめ
ツーリングの前日は早く寝よう
眠くなる食事と眠くなりにくい食事
バイクで現地の食事を楽しみにしている方もたくさんいらっしゃいますよね。海鮮が美味しい所に行ったら俺もついつい食べてしまいます。
だけど食事も実は眠気を誘う原因なのです。
だけど食ツーの場合は食事はメインなので、ここでは高速道路での移動に絞ってお話しますね。眠気の対処法は後述します。
例えば『大阪からフェリーに乗るために東京から大阪まで高速道路で移動』とか『九州ツーリングしたいから東京から九州まで一気に移動』なんて人は珍しくないと思います。
移動距離が500kmを超えてくると、さすがに途中で食事をしないとお腹が減って集中力が落ちてきます。
そんな時に気をつけたいのが食事。「お腹が減ったし残り300km走るためにも力をつけなければ!」といってSAで大盛りのカツ丼をかき込んではいませんか?それもまた眠くなる原因なのです。
ツーリングに限らず、仕事などでお昼ご飯を食べたら眠くなる…という経験をしたことはありませんか?それって体内の血糖値の乱降下によって引き起こされるのです。要はご飯を食べると眠くなる…ってそのまんま。あれ?全然要点になってない?まあいいや。
「ご飯を食べなければいい!」ってことでもない。お腹が減ったままだと集中力が低下して危ないですからね。運転には集中力は大事。
じゃあどんなものを食べると眠くなるのか?簡単に言うと炭水化物系です。特に白米やパスタ、パンなど精製された小麦を使った食品です。高GI食品なんて言い方もしますね。ここでは深くは触れませんが、興味ある人は調べたら面白いかも。
これらの高GI食品は体内に入れると急激に血糖値を上昇させます。その際にインスリンが大量に出て、血糖値が急降下します。そしてブドウ糖が脳に回らなくなる。それが眠気の原因です。
逆に低GI食品と呼ばれるものは血糖値の上昇を穏やかなので、インスリンも少なく、血糖値の下降も穏やか。結果的に眠くなりにくくなります。
同じ米でも玄米を選んだり、パンでもライ麦パンなどを選ぶといいですよ。
GIとかよく分かんねーって人はあまり難しいことは考えずに、低糖質のダイエットメニューを探すと思えば簡単かもしれません。
とはいえ、高速道路のSAに玄米を使ったご飯や、低GI食品をウリにしたお店なんてどこにもないですよね。少なくとも俺は見たことがありません。
じゃあどうすればいいか?答えはコンビニを利用することです。
SAにもコンビニは当たり前にありますし、最近のコンビニはダイエットやロカボメニューに取り組んでいる会社が多く、低糖質低GI食品が手に入りやすくなっています。
玄米のおにぎりや、サラダ、オールブランなどダイエットをしたい人が好むものを選んでおけば、ほぼほぼ間違いありません。普段の仕事でもこの食事を選んでいると午後が全く眠くならず、集中力が段違いなのでバイクに限らずいいかもしれない。
個人的に一番オススメなのはくるみやアーモンド。休憩のたびに手のひら一杯分くらいをゆっくり食べるだけで集中力も回復するし、長距離を走るエネルギーになります。こまめに食べるので、お腹いっぱいになることもないですし。
前に東京〜大阪間500kmの移動で実践してみましたが、全く眠くなることなく移動できました。
マカダミアナッツは糖質が高いのであまりオススメはしないのですが、白米をお腹いっぱい食べるよりはマシなので、その辺は好みで調整していけばと。あと、注意点としてはナッツ系は良質な油とはいえカロリーはちょっと高めなので、体型が気になる人は食べ過ぎ注意です。
せっかくバイクに乗っているのにちょっと寂しい気もしますが、高速道路移動と割り切りましょう。安全に出先で楽しむと思えば。
まとめ
なんにしても食べ過ぎ注意
こまめな休憩
休憩は給油するときのみ!って方も中にはいるのかもしれませんが、基本的にこまめな休憩は集中力という観点で重要です。
これは乗っているバイクと本人のリズムが最も大事なので一概には言えませんが、参考までに俺は大体150kmを目安に休憩しています。2回休憩したら給油するリズムです。
そして休憩時間はおよそ10〜15分。それ以上とってしまうと動くのが面倒になってしまいます。
前述したアーモンドを手のひら一杯分補給、屈伸などの簡単なストレッチをして体を動かすといいですね。ずっとバイクの乗車姿勢のままでいると、血流が悪くなり疲労の原因になります。休憩のたびにほぐしてあげましょう。
そして意外と大事なのが水分補給。脳は水分が不足すると著しく集中力が低下し、運転に必要な判断力なども低下するということですね。夏場は体が乾いて積極的に水分を補給しますが、それ以外の季節は注意が必要です。
涼しいとあんまり喉乾かないからなーと油断することないよう、コップ1杯分の水で構いませんので、こまめに水分補給を心がけましょう。
まとめ
長距離移動は疲れる前に休もう
それでも眠くなってしまったらどうすればいい?
何をやっても眠くなってしまうことってありますよね。眠いまま高速道路を運転するのは事故の元なので、眠くなってしまったときの対処法を書いていきます。
素直に寝る
眠気対策に最も効果的なのが寝ることです。SAなどの邪魔にならないところで仮眠をするだけでだいぶ違います。
周りの音が気になるという方はヘルメットをかぶって、タンクバッグを枕にして寝るのもいいですね。
この方法は結構おすすめ。むかーし能登半島を弾丸ツーリングした時にこれやったら、多分3時間くらい寝てました。かなり寝心地いいです。
寝なくてもいいから目を閉じる
仮眠に近いのですが、これは集中力という観点からのお話です。
学生時代に授業中に腕を枕にして居眠りをしたことはありませんか?あんな感じで机に突っ伏して目を閉じるだけでも休息の効果はあります。寝なくてもいいからあなたの楽な姿勢で休息をとってください。
深く眠りにつきすぎないように注意が必要ですが、これだけでも頭はだいぶスッキリします。
カフェインを摂る
眠気覚ましにコーヒーというのはもちろん効果があります。コーヒー以外にもメガシャキのような眠気覚ましを謳っている飲み物、エナジードリンクなどカフェインが豊富に含まれている商品がたくさんあります。
ただし、カフェインには注意が必要で、カフェインを摂取してから効き始めるのが約30分後ということ。
飲んだ瞬間から目が覚めてバッチリ!!なんてことは基本的にはありません。
ということは、仮眠をする前にカフェインを体に入れておけば、起きるくらいのタイミングでカフェインが効いてくることになります。
まとめ
どうしても眠い時はコーヒー飲んで机に突っ伏して目を閉じる
まとめ
眠くならない3つの方法と、眠くなったときの対処法を書きましたがいかがでしたか?
高速道路の運転という状況にフォーカスして書きましたが、運転時だけじゃなくて仕事などにも使えるものばかりです。俺は普段からこれらを実践していて、現にパフォーマンスが上がっています。
バイクは趣味の世界ではありますが、この先もずっと安全に楽しく乗っていくためにも眠気という大敵をなるべく排除するのは重要なのかなと個人的には思います。マスツーでもソロツーでも眠くなってしまうと楽しくないし。
思い切りバイクを楽しんで、無事に家に帰るためにも、すぐ眠くなってしまうという方は実践してみてはいかがでしょうか?
どうせバイクに乗るなら眠気に負けず、思い切り楽しんじゃいましょう!
高速道路での移動は飽きないということも大事なので、ミュージシャンでもある俺が独断と偏見で選んだ高速道路で聴きたくなる音楽を紹介しています。
そのほかにも高速道路では騒音が原因で難聴になってしまうことがあるのでインカムの声や音楽が聴きやすくなって騒音を減らして難聴を防ぐ耳栓なんかもオススメします。
あなたのバイクライフの助けになれば嬉しいです。それでは!
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