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運転が楽な最強ツーリングタイヤ!?ミシュランのロード5ファーストインプレッション

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どうも!バイク乗ろうぜの慎也(@ShinyaGuitar)です。

ミシュランのツーリングタイヤのロード5に交換しました。プロの方のコメントやレビューはたくさんあるけれど、ツーリングが好きな一般ユーザーの声ってあまりないですよね。

てなわけで、ロード5を履いて300kmほど走ってきたのでファーストインプレッションをします。一言で言うとめっちゃくちゃ楽なタイヤですよ。

 

この記事は

  • ミシュランロード5って実際どうなの?
  • ツーリングタイヤってグリップがないんじゃないの?

そんなあなたに向けて書いています。

ミシュラン ロード5はものすごく楽なタイヤ

愛車のZX-14Rのタイヤ交換の時期が来て、前回はミシュランのハイグリップタイヤであるPowerRSを履いていたのですが、ツーリング90%、キャンプ8%、サーキット2%という個人的な用途を考えたらやっぱりツーリングタイヤかなと。

 

細かい説明は後でしますが、結論から言うと「ロード5はツーリングユーザーにとってものすごく楽なタイヤ」です。新品に履き替えて、少し馴染んできた時に、ハイグリップタイヤより楽だわ…って思いました。

天気や気温はあまり気を使わなくてもいいし、グリップも普通に乗る分には全く問題ない。キャンプ道具をフル積載しても全然余裕。最後にちょっと触れるけどサーキットでも上手い人が乗ればめちゃくちゃグリップする。

 

なので俺がロード5が楽でめっちゃいいって思ったポイントや、PowerRSから履き替えて感じた変化を合わせて4つお話ししていきます。


ロード5を履いて感じた4つのこと

タイヤが固め

走り初めに一番最初に思ったことが「ちょっと硬い感じがするなー」でした。ものすごく極端に言うとPowerRSはアスファルトの段差を丸ごと吸収してくれる感じで、ロード5はアスファルトのゴツゴツとした感触を伝えてくれる感じ。ツーリングタイヤだなーって感じの印象です。

硬いことが決して悪いことではなくて、ライフが長そうだなーって思います。前回がハイグリップタイヤで最終的に12000kmほどもったので、ロード5がどれくらいもつのか楽しみですね。

 

そして地面からの情報量が多い感じがします。フィーリングが伝わってきやすいと言うかなんと言うか。個人的にはタイヤの使い方を極めているプロの人のコメントは置いといて、一般道を走る普通のバイク乗りとしては、正直言ってツーリングダイヤの方が安心感が大きいですね。

雨の日はすごく安心

交換直後が雨だったんですけど、少しタイヤが馴染んだら全く怖い思いをしませんでした。ハイグリップタイヤじゃちょっと気を使う雨でも、このタイヤだったらほとんど気を使う必要がありません。

ちなみにメーカー曰く、5000km走行後でも前作のパイロットロード4の雨天時の新品時の性能を超えるそうです。確かに画像を見たら溝が深いし、排水する気が満々なパターンなのかなって思います。

 

ちなみにサイドに全く溝がないのは「雨の日はそんなにバンクさせないでしょ?」だそうです。確かに。

ハンドリングはダル

ハンドリングは少しダルな感じです。PowerRSの時に感じた、車体をバンクさせるとイン側にスパーン!!と切れ込む感じはあまりありません。スーッと綺麗にバンクしてくれて、安心してコーナーをクリアできます。

サーキットや、ヘアピンばっかり攻めるのが好きな人にとっては物足りないかもしれませんが、個人的にツーリングがほとんどの割合を占めるのですごく嬉しいです。

 

あんまりスパーンと切れ込むと正直疲れてしまうんですよね。慣れの問題もあるのですが、狙ったラインよりイン側に行ってしまいます。高速道路をまっすぐ走っていてもヒラヒラして少し不安定というか、安定感が少し薄いんですよ。だけどロード5はそれがないんです。

狙ったラインをトレースしてくれるし、高速道路もどっしりと走ってくれてとても安心感があります。かと言って全然曲がらないということはありません。むしろサーキットでも全然履けるタイヤなので、安定感よりにチューニングしてあるって思うといいかもしれません。

 

ZX-14Rのどっしり感や安定感を活かすのであれば、ロード5はとてもいい選択だなって思いました。

温度依存が少ない

ロード5の最大の楽ちんポイントがタイヤの熱の入りが早い上に温度依存が低いから、冬の走り初めにハイグリップタイヤほど気を使う必要がないということです。

履き替えた後に極寒キャンプに行ったのですが、帰り道が気温0度という過酷な状況。幸い凍結はしていなかったので普通に走って帰ったのですが、めちゃくちゃ冷えている路面を走っていても怖い思いをすることが全くありませんでした。その辺はやっぱり楽ちんですよ。

 

冬でもバイクに乗る人って、冬の走り始めってタイヤが全然暖まっていないから気を使うと思うんですよ。特に冬季は家の近くで転倒が多いという話をバイク屋の人から聞いたことがあるくらい走り始めは気を使うもの。

ハイグリップタイヤは暖まっていないとグリップ力が弱く、熱を入れるまで慎重に運転をしなければいけません。もともとアクセルをガバ開けや急な操作はあまりせず慎重に運転をするタイプですが、PowerRSの時はやっぱり気を使っていましたもん。

 

ロード5を履いてやっぱり温度依存が少ないタイヤって楽だなって思いました。


ツーリングタイヤなのにサーキットを走れるの?

2019年はサーキット走行会にそこそこ顔を出したのですが、どんなタイヤを履いているのかなーと思って見てみたら意外とロード5を履いている人が多いんですよね。ちなみにロード5でも全然サーキットを走ることができますよ。

世界チャンピオンの原田哲也さんなんかはロード5を履いたバイクでガンガン膝擦って走ってますし。そして別の元GPライダーの後ろにサーキットでタンデムさせてもらった時は、ロード5でめちゃくちゃグリップしているのを感じたら「俺が思っているハイグリップタイヤってなんなんだろう…」って思ってしまいます。

 

それに自走でサーキット場に行く時、タイヤウォーマーなんて持っていけないですから、慣熟走行+αでタイヤに熱を入れなければいけません。ロード5なら熱の入りが早いので、短い時間でタイヤが使える状態になります。限界まで攻め倒すというのでなければロード5はサーキットでも全然使えるよとメーカーさんが。

まさにツーリングメインの自走組なので、2020年はロード5でサーキットを楽しんでみようかなと思います。ちなみにタイヤのサイドのコンパウンドはスポーツタイヤって言ってました。ですよね。めちゃくちゃグリップするもん。

結論:ロード5はすごく楽なタイヤ

ミシュランのロード5の感想は本当に楽ちんです。タイヤを潰してコーナーをガリガリ攻めるという話ではなく、峠や荷物を積んで普通に走る時に安心して走ることができる楽ちんさです。きちっとグリップしてくれて、きちっと狙った通りに曲がってくれます。

そして、温度依存が低いというツーリングライダーやサーキット自走組で本気攻めで走らない人に本当にオススメのタイヤです。

 

ファーストインプレッションの状況が雨だったり、気温0度でキャンプ道具フル積載の峠など過酷なシチュエーションですが、安心して走れたってのがとても大きいです。やっぱり楽なタイヤだなー。

寒い季節でも安心して走ることができるので、ぜひタイヤ選びの参考にしてもらえたらと思います。それでは!

ABOUT ME
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田﨑 慎也
ギターとバイクとブログの人。Blog & YouTube「バイク乗ろうぜ」/ エイ出版社「BikeJIN WEB」連載中 / オリジナルインストアルバム「Up and Down」発売中。Kawasaki ZX-14Rに乗って走り回ることが大好きな人。ブログとYouTubeを通して情報発信をして、バイクに乗りたいと思うきっかけ作りをしたい。
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