どうも!バイク乗ろうぜの慎也(@ShinyaGuitar)です。
冬に近づくにつれて気温が下がりバイクには辛くなる季節。それでも走りたいというバイク乗りにオススメな、クシタニのテキスタイルジャケットの中でもトップクラスの防寒と防水性能のアロフトフードジャケット。万が一雨に降られても合羽いらずのジャケットです。
旅&防水コーディネートにぴったりな一着をご紹介します。
この記事は
- 寒くなってもバイクに乗りたい
- 防水仕様のジャケットがいい
- 暖かいジャケットがほしい
そんなあなたに向けて書いています。
こちらの動画でもレビューしていますのでよかったらご覧になってください。
KUSHITANI ALOFT HOODED JACKET
高い防寒&防水性能
クシタニの中でトップクラスの防寒性能と、高い耐水圧、そして透湿性能を持った秋冬の防寒テキスタイルジャケットです。高い防水透湿性能を持ったゴアテックスは使用していないのですが、それに匹敵するレベルとのことです。
キャンプの帰りに天気が変わって雨が降る、高速道路で雨が降る、山の天気は変わりやすのですぐ雨が降る。バイクに乗ってたらどれもよくあることです。すぐに合羽を着れたらいいですが、なかなか難しい瞬間もあったり。夏なら走れば乾くなんてのんきなことを考えますが、冬は雨に濡れたら走行風で体温が下がって死活問題。そんな時に活躍するのが防水ジャケットです。
ただね、高い防水性能って言われてもいまいちピンとこないし、数値じゃ分かりにくいですよね。クシタニのその他のレインスーツを例に出してざっと表にしてみました。
耐水圧 | 透湿性 | |
アロフトフードジャケット | 30,000mm以上 | 19,000g/㎡/24h |
ストレッチレインスーツ | 20,000mm以上 | 5,000g/㎡/24h |
エキスパンドレインスーツ | 10,000mm以上 | 4,000g/㎡/24h |
圧倒的な数値ですね…合羽を着た方が防水性能が下がるという。話は逸れますが、クシタニの他の冬物のジャケットも10,000mm前後の防水性能があって、完全防水ではないですが急な雨から逃げる時間は稼げる仕様になっています。
その中でもこのアロフトフードジャケットは完全防水ジャケット仕様です。
表面はナイロン100%で強度と光沢がある素材を使用しています。
アロフトフードジャケットは『ザ・テキスタイル』といった感じで、とにかくバイクで走りまくってヘビーに使う人向けの商品なのですが、フードが付くことにより、若干カジュアルに見えないこともないなと。少しだけバイク感を軽減してくれます。
もちろんフード付きのジャケットでバイクに乗ると、ばたつくし膨らんで首が締まるしでいいことないのですが、きちんとフードを留めるためのフラップが装着されています。
左右のポケットは止水ファスナーを使用していないので、雨天はここにものを入れない方がいいようです。
胸のポケットは止水ファスナーを使っていますが、完全防水ではありません。濡れたら困るものは内側にある胸ポケットに入れておくのがいいですよ。
ファスナー部分には防水と防寒のためのアイディアが施されていて、ウインドストッパーの部分が折りたたまれています。冷たい風と雨水が入ってこないように工夫されています。
ファスナーの内側にはさらにウインドストッパーが。冷たい風はわずかな隙間から侵入してくるので内側からも食い止める仕様です。
さらに内側にストームガードがあります。ジャケットの内部で腰回りを少し締め付けてくれます。こうすることによりジャケットの裾から入る冷たい風を入りにくくしてくれます。ロングツーリングでお腹が冷えてトイレに駆け込むという事態が減りそう。これにウエストウォーマーも併用するとお腹周りは完璧な気がする。
身体のサイズに合わせる仕様
腕と腰部分にベルクロが付いており、身体のラインに合わせて締め付けることができます。ジャケットが余ると風でバタ付いて疲労の原因になるのでこれはありがたいです。
その他にも後述しますが、インナージャケットを抜いた時にアウターがかなり余るんですよね。インナージャケットを抜いた分の余りを締め付ける意味でもこの機能は必須です。
腰部分はベルクロになっています。クシタニのジャケットって腰部分はボタンで留めるものが多かったのですが、アロフトフードジャケットはベルクロ。見た目だけで言ったらボタンの方がスマートなのですが、使い勝手で言えばベルクロです。
サイズ調整がほぼ自由というか制限がないし、引っ張って留めるだけというワンタッチさが使いやすい。旅コーデということを考えると見た目より性能が大事な部分もあるからね。
ベンチレーション
ベンチレーションは腕と背中にあります。このベンチレーションって、風をジャケットの中に入れるためのものですが、暑いから風を通して身体を冷やすというより、暖かくなりすぎたジャケット内の温度を抜くための温度調節機能というくくりです。
背中のベンチレーションはこんな感じ。それだけ保温、防寒の性能が高いということですね。
インナージャケットにはグレーダックダウン
クシタニの冬ジャケットと言えば、この単体でも使えそうな立派なインナージャケットです。去年着ていたアキュートジャケットについてくるインナージャケットとは違って、アロフトフードジャケットにはグレーダックダウン70%、フェザー30%のダウンジャケットです。
防寒に対する本気度が恐ろしい。ていうかね、これ着てるとめっちゃ暑いんですよ。もちろんまだ冬になってないってのもありますが、レビュー動画を撮ろうと思って着たんですけど汗かいて着てられない。前着てたダウンライクジャケットより暑いぜ。
もちろん袖口と首の後ろにあるフックを使うクシタニコネクションでアウターと接続が可能。完璧に一体化ってわけじゃないけど、1つのジャケットとして使用できます。
合羽いらずの最強ジャケット
クシタニの本気が詰まった最強クラスの防寒&防水ジャケットがこのアロフトフードジャケットです。旅にキャンプに、もちろん普通のツーリングにも大活躍してくれそうです。
また別記事で詳しく書こうと思っているのですが、エクスプローラージーンズというエグザリートレザーを使った撥水機能つきの革パンツと、完全防水のネオブーツで防水コーディネートで合羽いらずの防水コーディネートが完成します。
動画でもレビューしていますのでぜひこちらもご覧になってください。
寒い冬も元気に走り回るバイク乗りにオススメしたい本気のジャケットです。
この記事があなたのウェア選びの参考になれば嬉しいです。それでは!
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