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東京と新門司を結ぶオーシャン東九フェリーが快適すぎて九州ツーリングに最適

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どうも!バイク乗ろうぜの慎也(@ShinyaGuitar)です。

 

九州ツーリングに行った際に行きは高速道路を使ったのですが、お盆明けという時期にも関わらず帰りは運良くフェリーが予約できたのでオーシャン東九フェリーを利用しました。

東京〜九州間でフェリーを使うと移動だけで片道36時間ほどかかってしまうので、時間がもったいないな…って思っていたのですが、結論から言うと最高の時間を過ごすことができました。

 

九州ツーリングに行くときに、時間に余裕がある人は絶対に東九フェリーを利用した方がいいと断言できるくらい快適です。めっちゃくちゃオススメなので全力でオーシャン東九フェリーの紹介をします!

 

この記事は

  • 東京福岡間を旅する際にフェリーってどうなの?
  • 快適な船の旅をしたい

そんなあなたに向けて書いています。

オーシャン東九フェリーの運賃

東京〜新門司の移動移動にかかる時間がおよそ36時間となっており、船内で2泊します。

2等洋室で16,750円がフェリーの運賃で、バイクの場合積み込み代が別途必要となります。750cc未満のバイクで9,480円、750cc以上のバイクで12,650円となってます。

 

フェリーにかかるお金はバイクによって変わりますが、トータルで約26,230〜29,400円かかります。料金は時期によって多少の変動がありますので、注意してくださいね。

こちらで運賃のシミュレーションができますよ。


オーシャン東九フェリー乗船前

九州ツーリング最終日は山口県の角島や秋吉台を走ってから、新門司港までのんびりと走ってきました。

オーシャン東九フェリーはWEB予約と電話予約が可能です。WEB予約が24時間可能なので便利ですね。

 

港に着いたらまずは乗船手続きをします。遅くとも30分前には着いておきたいですね。新門司港の近くにはセブンイレブンがあるので、必要なものがあればそこで買いましょう。あとでも書きますが、中の自動販売機は思ったより値段が安いです。

きっとぼったくり料金なんだろうな…」って思ってたら意外や意外。コンビニと同じくらいの値段で食品などを買うことができます。なので焦って物を買う必要も特にはないかもしれません。


オーシャン東九フェリー「どうご」の紹介

ここからはフェリーの中を紹介していきます。かなり広々としており、乗船人数に対して余裕のある作りとなっています。

オーシャンプラザ

食事をしたり、作業をしたりとおそらくフェリーに乗っている間一番長い時間を過ごした場所です。

食事スペース

どうごにはレストランはなく、食事の類は全て自動販売機でまかなうことができます。冷凍食品にカップラーメン、パン、お菓子やつまみなど様々なものが用意されていました。

値段に関してもコンビニで買うのとあまり変わらないくらいです。

 

チキンドリア400円と金麦150円。

 

こちらはチャーハンで400円で金麦200円です。味は…まあ普通です。

 

広々としたカウンターや机などが並んでいます。

 

暗くて分かりにくいですが、窓の外は海が見えます。窓際の席にはコンセントもついており、パソコンを使う作業は助かります。ただ船内にWi-Fiの設備は一切ありませんので要注意です。

四国・本州沿いをずーっと進んでいくので、ドコモの回線であれば入らなくはないといった感じですね。iPhoneのテザリングでブログの更新などは可能です。YouTubeも観れます。

 

陸地から一番離れる三重県から静岡付近まで圏外になりますので、新門司港から東京の航路だと、時間でいうと夜の20時ごろなので、お風呂に入るなりして寝てしまいましょう。

 

自販機で買った食品に使う取り皿やコップ、お箸、調味料などが完備されています。

 

調理に使う電子レンジもたくさん。食品によって使うレンジが違いますが、丁寧に説明が書かれているので慣れれば迷わず使うことができます。

 

手を洗ったり、カップ麺のあまったスープを捨てることができます。

 

お水とお茶は自由に飲むことができます。何気にありがたいですね。知らずにセブンイレブンでお茶を買ってしまいました…

 

インフォメーションセンターがあり、スタッフの方が常駐しています。24時間と言うわけではありませんが、昼間はスタッフの方がいるので困ったら訪ねることができます。

ちなみに制服は着ることができるみたいです。記念に着て写真撮影なんかもいいですね。

 

現在地を把握するモニターです。

 

フェリーの乗船記念ですね。一人だと撮れなくて悲しい…

喫煙所

喫煙所も完備しています。

ロッカールーム

貴重品を預けることができるロッカーがあります。船内では盗難の恐れもありますので、貴重品から離れたり、大事なものはロッカーに入れておきましょう。

館内放送では何度も貴重品に関するアナウンスをしていました。

ペットルーム

ペットルームに行くことができます。ペットを預けている方以外は立ち入りをご遠慮くださいとのことです。

娯楽ルーム

ゲームコーナーがありました。スロット台が5台ほど置いてありました。

 

謎のゲームが置いています。

リラクゼーションスペース

船の中央部にはゆったりと座れて、テレビを観ることができるスペースがあります。

 

横には洗濯乾燥機があり、汚れた衣服などを洗うことができます。

 

アメニティや飲み物などの自動販売機があり、ここでほとんどのアメニティを買うことができます。下着や着替えさえ持って入れば、手ぶらでフェリーに乗っても大丈夫なくらい完備されています。スリッパも販売しているので、わざわざ買ってこなくてもいいのがありがたいですね。

俺は百均で買ってきてしまいましたが、次回からは船内で揃えられます。

フォワードロビー

船内で言えば先頭にあたり、船の進行方向の景色を楽しむことができます。

 

デッキと海を見ることができますね。

 

夜間は船の航行に影響があるとのことで、このようにカーテンが下ろされます。

 

ソファーに座ってのんびりとくつろぐことができます。

寝室

今回は2等洋室を予約しました。半個室になっており、2段ベッドのような作りになっています。

 

中は約1畳ほどのスペースです。衣服をかけられるハンガーと、ちょっとした小物置きがありました。

寝っ転がると船のエンジンの振動がダイレクトに体に伝わるので、酔いやすい人はきついかもしれませんね。酔い止めの薬はインフォメーションセンターで購入することが可能です。

 

コンセントがあるので、スマホやカメラの充電ができますが、コンセントは1口しかないので複数のデバイスの充電にはUSBが2つ搭載されたモバイルバッテリー兼アダプターがオススメです。

お風呂

フェリーには大浴場とシャワールームが備え付けられており、足を伸ばして入ることができる大浴場で、とても綺麗なので入っていて気持ちがいいです。

リンスインシャンプーとボディーソープが用意されているので、タオルだけで入浴できます。ちなみにタオルもアメニティとして自販機で販売しています。

 

旅の疲れを癒すことができます。

 

隣の部屋にシャワー専用ルームがあります。ささっとシャワーで済ませたい人には便利。

6F展望デッキ

6Fへは階段、もしくはエレベーターで行くことができます。

 

ヘリポートもあったり、景色を見ることができたりと船旅を実感することができます。

36時間の船旅であった方がいいと思うもの

履物

長時間の船旅でバイク用のブーツで過ごすのはちょっと辛いので、スリッパやサンダル、クロックスなどがあれば快適に過ごすことができます。船内にスリッパは販売していますが、少し厚手の方が楽ですね。

俺は百均で買ったペラッペラのスリッパで歩き回ってたので、ちょっと足の裏が疲れました。

羽織れるもの

船内は空調が効いており、少し寒いなーって思うときもありました。特に寝室は部屋全体で空調を管理しているので、誰かが20度に設定していた時はあまりにも寒くて怒りを覚えました…(笑)

そして船の上だと逃げ場がないので、長袖で調節できるものがあると便利です。

酔い止め

地味にずっと揺れているのは、乗り物酔いに強い俺でも案外辛いなと思う場面もありました。船のエンジンの振動と、波の揺れが合わさって、ずーっとでかい単気筒のエンジンの上で過ごしているかと思うくらいです。

 

俺は比較的酔いには強いのですが、自販機で脂っこいものなどを食べるとちょっと気持ちが悪くなるときもありました。特に寝室で寝転がっている時は、船の振動が体にダイレクトにくるのでちょっと寝苦しいです。

船内のインフォメーションで540円で販売しているので、辛くなったら購入するのも手ですね。

注意点

出航したら車両甲板には降りられない

一旦出航してしまうと車両甲板には一切降りられなくなります。シートバッグなどバイクに装着したままにしても問題はありませんが、忘れ物があっても取りに行くことができません。

忘れ物が無いかを早めに確認して、忘れ物などを取りに行く際は必ず出港前に行きましょう。

まとめ

船の揺れが苦手でなければ、フェリーは優雅で最高に快適な旅を楽しめます。バイクも運んでくれて、のんびりとビールを飲んでる間に東京ー福岡間を移動することができます。

また九州ツーリングに行く時に、時間に余裕があるときはぜひ利用したいと思えるほど快適でした。大型連休やお盆などはすぐに予約がいっぱいになってしまうので、早めのご予約をお勧めします。

 

もし、フェリーは使いたいけど移動に36時間も使うのはもったいない…と思うのであれば、大阪〜大分間のフェリーを使うのもいいかもしれません。夜に出発して起きる頃には大分に到着している商船三井フェリーさんふらわあもあります。

あなたも九州ツーリングをお考えで、時間に余裕があるのであれば、ぜひオーシャン東九フェリーを利用してみてはいかがでしょうか?九州ツーリングのプランの参考になれば幸いです。それでは!

ABOUT ME
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田﨑 慎也
ギターとバイクとブログの人。Blog & YouTube「バイク乗ろうぜ」/ エイ出版社「BikeJIN WEB」連載中 / オリジナルインストアルバム「Up and Down」発売中。Kawasaki ZX-14Rに乗って走り回ることが大好きな人。ブログとYouTubeを通して情報発信をして、バイクに乗りたいと思うきっかけ作りをしたい。
YouTubeで動画配信中

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POSTED COMMENT

  1. クロシオ船長 より:

    東九フェリーの情報大変参考になりました。30年ほど前に私は、一度有明から徳島まで徒歩で乗りましたが、今は船が新しくなりかなり快適そうですね。
    5/15日に新造船“さんふらわあ新さつま”が大阪南港から志布志に向けて初航海となるので、この機会に乗用車で志布志に渡り、九州を巡ってから、新門司から有明まで東九フェリーに乗って見る事にしました(^^)

    • アバター画像 田﨑 慎也 より:

      いえ!こちらこそお役に立てて嬉しいです!大阪から新しいコースが増えるのですね!ルートによっては俺も利用してもいいなーって思いました。ぜひ楽しんできてくださいね。

  2. ピエール掻き より:

    年末年始に山口から東京まで、渋滞気にせず帰れる手段はないか考えていたところこのブログを発見しました。
    大変参考になりました。36時間は確かに長いですが、たまにはゆっくりいいかななんて思えます。
    電波問題だけ解決できればなー汗

    • アバター画像 田﨑 慎也 より:

      フェリーは時間はかかりますが、すごく優雅な時間が過ごせますよ。個人的に時間があるときにまた乗りたいって思います。

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